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#21 膝の痛みについて(変形性膝関節症)

こんにちは姿勢治療院tetoteの山嵜です。

コラムをご覧いただきありがとうございます。

今回は膝の痛み(変形性膝関節症)についてお伝えします。

朝歩き始めに膝が痛む、階段の昇り降り(特に降りる時)が辛い、たくさん歩くと膝がこわばるなどありませんか?

もしあれば変形性膝関節症かもしれません。

変形膝関節症は50歳代以降の女性に多く、膝の関節を構成している大腿骨(ももの骨)脛骨(すねの骨)膝蓋骨(おさらの骨)の軟骨や半月板(骨の間のクッション)が摩耗したり変形してしまうのが特徴です。
それにより歩くときや椅子からの立ち上がりに痛みがあり生活に不自由が生じ、ひどくなると手術を必要とするケースがあります。

日本では2000万人の人(4人に1人)は膝に慢性的な痛みを抱えており、その主たる原因は変形性膝関節症と報告されています。
痛みだけでなく、歩きにくくなることで日常生活を障害し生活の質を低下させるため健康寿命への影響も問題になっています。

〜原因〜
1、BMI25以上
2、家族に変形性膝関節症の方がいる
3、膝をケガしたことがある
4、O脚やX脚がある
5、脚の長さが違う
6、逆脚が変形性膝関節症
7、メタボリックシンドローム
8、早歩きができない

〜症状〜
1、ベットや布団からの立ち上がりで痛む
2、階段の昇降が困難
3、正座が困難
4、長時間歩くと膝がはれやすい
5、コキコキ音が鳴る

〜治療方法〜
変形性膝関節症は初期では痛みがほとんどなく気づかず進行していくため、今現在症状がなくても原因となる問題を取り除いておくことが予防になります。
また現在症状があり病院で診断されていても、手術になるケースは少なく以下に上げる方法を行い進行させないよう努めてください。

1、体重のコントロール
過体重や肥満は代表的な危険因子です。平地歩行は体重の2〜3倍、階段昇降は3〜4倍、ジョギングは体重の10倍以上の荷重が膝にかかります。歩くたびに負荷がかかるため少し体が大きい方は体重を落としていく必要があります。

2、膝関節可動域の維持
膝関節は曲げることと伸びることで歩く時の体重を骨格で支えてくれます。ももの前やももの裏側をストレッチして膝関節が硬くならないようにしましょう。

3、筋力強化、筋量の維持
大腿四頭筋(ももの前)ハムストリングス(ももの裏)の筋肉は膝の関節を動かすために重要な筋肉です。40歳以降に減少しやすくそれに伴い膝の負担が増えていくためこの2ヶ所の筋肉を強くしておく必要があります。スクワットは有効的です。

4、骨量の維持
近年では低骨密度との関連も指摘されており、骨密度が低くならないようにしておくことも必要です。対策としては『適度な運動』『日光浴』『ビタミンD摂取』『タンパク質摂取』『ミネラル摂取』。栄養と骨に刺激を与えるようにしてください。

5、タンパク質の摂取
筋肉や骨を作るためにタンパク質を意識的に多くとる必要があります。肉、魚、卵、豆類を毎日摂取することを心がけてください。厚生労働省の基準によると1日の成人タンパク質摂取量の基準は男性50g、女性40gとされていてゆで卵で換算すると1日7,7個がタンパク質50gに相当します。なかなか食材で摂取できない方は、サプリメントやプロテインパウダーなどで補足してみてください。

6、関節の荷重負荷を減らす
O脚やX脚があると膝関節の軟骨に一定の負荷がかかりやすく歩いて荷重がかかるたびに摩擦が生じます。O脚やX脚の原因は大腿骨(ももの骨)股関節に問題があるケースがほとんどです。そして骨盤の歪みや反り腰、猫背があるとさらに悪くなります。

膝の問題は私たちが長く健康に生活するための必要な機能です。80歳、90歳と自分の脚で歩き自立した生活が送れるよう、もし今膝に不調を感じているようでしたら早めに整形外科や私たちの治療院に相談してみてください。

皆様の健康を願っています。

姿勢治療院tetote 山嵜智明

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