ストレートネックとは?
ストレートネック(通称スマホ首)は最近よく聞く言葉かもしれません。
肩こりや首の痛みで病院に行った時にレントゲンの検査で『症状の原因はストレートネックだからです。』と言われた方も多いのではないでしょうか?
そして痛み止めの湿布や飲み薬、そしてストレッチ等の対症療法で終わりのケースがほとんどです。
実はこれだけでは直らず、年々ストレートネックが進行し
・慢性的な肩こりや首こり
・頭痛(ひたい、こめかみ、後頭部、目の奥、偏頭痛)
・背中や腕の痺れ
・首が左右回しにくい
・不眠などの自律神経の問題
*頭痛についてこちらでも詳しく解説しています
さらに酷くなると
・椎間板(椎間板ヘルニヤ、椎間板症)
・骨軟骨の変形(骨棘)
・靱帯の骨化(後縦靭帯骨化症)
により神経の圧迫や日常生活への支障度合いによっては手術が必要な状況になることがあります。
また、ねこ背や巻き肩も誘発し体全体の問題として波及します。
ストレートネックは首の骨の配列が理想とする正常なカーブからまっすぐの状態になっていることを言います。
わかりやすくいうと立っている時や座っている時に体から首と頭が前方にスルッと突き出た状態です。
首の骨(頚椎7 個)は背骨の一部で他に胸椎(12個)腰椎(5個)ありそれぞれが少しづつずれ緩やかなカーブを作っています。
そのカーブの役目として重要なのが頭の重さ(体重の8%)を支えるためのクッションとしての緩衝作用です。
この緩衝作用がストレートネックになると低下し、体重の8%(50kgの方は4kg)ある頭の重さを首で支えるようになります。
座っている時や歩いている時、階段の上り下りで重力がかかり首を中心とした骨や筋肉への負担が増し上記の症状を引き起こします。
何故ストレートネックになるのでしょうか?
ストレートネック になる原因、それはまず下向きの習慣にあります。
特に問題になるのが、PC やスマートホン、携帯ゲームをする時の姿勢です。これらを行う時、長時間下向きが続き常に首に負担を掛けています。その下向きにより筋肉や関節が固まりストレートネックを作り出しているのです。
さらに長期間にわたっているとストレートネックで頭が前方に突き出た状態が当たり前になってしまい、周りから指摘されないと気付かない状態になっている方が殆どです。
特に当院にいらしている方では筋力の弱い女性、身長の高い(185㎝以上)男性でデスクワークをされている方に多くみられます。
さらに最近では自宅でのリモートワークの影響から足腰が衰え、骨盤の歪みや体幹部の筋力低下からも原因となっているケースが増えてきました。
*当院ではこのような治療を行います*
ストレートネックは背骨全体のカーブ(頚・胸・腰)に問題がありその結果頚椎が真っ直ぐになっています。
そのためまず体全体を矯正(背骨、骨盤、肩)しストレートネックを作り出す筋肉の拘縮(コリ)をとり関節の圧着とアライメント(関節が動きやすい位置)を整える施術を行います。
無理な施術は行わず安全を最優先し的確で効果的な方法で行います。
さらに日中やっていただきたいセルフエクサイズや鏡を利用しての姿勢の自己チェック方法、イスの座り方など日常生活の注意点もお伝えしています。
●治療の期間
症状や状態により個人差はありますがストレートネック の根本改善に1週間に1回、2〜3ヶ月いらっしゃていただくケースが多いです。
料金
ストレートネック矯正
6,500円(税別)
初めての方は別途1500円(税別)いただきます